代わり映えのない毎日
これを書いているのは夜の11時、いつもと変わらない固さのベッドの上だ。
私は代わり映えのない毎日が好きではない。
朝起きて学校へ行く支度をし、教師の言うことを覚え、帰って友人と遊んだり勉強したりして寝る毎日が。
私は常に変化を求める。
例えば、夢を見たり、帰り道に野良猫に出会ったり、夜の空を見上げたら流れ星が見えたり。
ほんの些細なことでいい。
私には気になる人がいる。
もし、その人と恋をすることができたなら私の変化への欲求はなくなり、このままずっと変わらない、代わり映えのない毎日を求めるのだろう。
罪深いものだ。
変化は変化から起きる。