隣のあの子はボブ

中3の恋の記録を綴っています。

いつもの月曜日は昇らない

3年間続いたあの月曜日は来ない、永遠に。

深夜までフレンドとゲームをして、気づいたら午前二時をまわっていて、明日は学校かと憂鬱な気持ちになりつつもいつもと変わらない日常に安心し安らかに眠ることができたあの日曜日の深夜は、もう来ないのだ。

失って気づく大切なものとは、本当に失ってからではないと気づけないものと身を持って感じた卒業後初めての日曜日の夜のことだった。

小学校卒業の時は一切感じなかった感情を言葉で表現するのは難しいが例えをあげるなら、と言いたいが時間をかけても言葉が見つからないほどの感情だということで妥協してもらたい。

つまり中学校での3年間に私は小学校では得られなかった経験をしたということだ。

例えば、何かに本気で取り組むことや二手三手先を見て行動すること。もちろん恋愛もだ。

この3年間は私を構成する経験や知識の80%を得たといっても差し支えない。今日までのところではあるが。

4月から始まる高校生活がこの3年間に匹敵するほどの経験をすることができるかは分からないが、私はできないと思う。いや、思いたくないのだ。

そう思うことはこの三年間は大したものではなかったということを肯定することと同じだと思うからだ。

ここまで長々と書いてはきたが、私は何を伝えたいのかは分からない。しかし、確かなことが一つある。

ネットの友人や学校の仲間やボブ、もう来ないあの月曜日に、ありがとう。


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